医工学とは何なのさ?
先日、”医工学”ってウィキペディアにあるのかなぁ?と思って調べると....、ありませんでした。きっとそういうところから説明する必要がある気がしてきたので、留学話を書く前にその辺について 説明しました。 医工学とは? 医工学研究室を担当するものとして、”医工学”というのは、”医学と工学の
接点となる領域”と簡単には言えますが、実はWikipedia(ウィキメディア財団
が運営しているインターネット百科事典)載っていないのです!それを知ったのも最近なのですが、結構ショックでした。ただ、これは日本語での言葉じりの問題と、ここまで医工学が成り立って来なかった歴史的問題の両方があると感じます。 1つめ:定義・言葉の問題
wikipediaに”医工学”というのはないのですが、”医用生体工学”というのは
あります。
「医学と工学の領域を融合した学問分野である。」と書かれているので、この
言葉が、”医工学”の代替のようです。でも文頭だけでも、生体医工学、
医用工学、生体工学と似たような言葉が乱立しています。 英語で言えば、Bio-Medical
卒業研究の試問会が終わりました。
医学部と工学部のカリキュラムで圧倒的に違うのは、最終学年に卒業研究というのがあることだと思います。3年の後半で研究室の仮配属が決まり、年度の始まりから年明け2月までに研究テーマを決めて (与える事がほとんどです)、卒論を書いてもらうということをしないといけません。今回担当学生というのはありませんが、補助的な研究指導という形で、テーマに取り組んでもらいました。ご存知の通り、今年度は、海外留学中なので、なかなか大変ですが、スカイプやメールを用いてなんとかやってみました。最終的には、所属の先生に指導してもらうことでなんとか発表を終える事ができたそうです。 今年の学生は、大手医療系の会社に就職する方と、大学院に進学する方なのでガッツポーズの範疇です。万々歳です。 学生さんお疲れ様でした。 このプレイヤーマネージャーの立場をしばらく続けたいと思います。

